イチローさん。
背面キャッチ!
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ここまでの11試合は、全てホームチームの帽子をかぶって応援していた。どっちの応援でもよかったし、早い話がホームチームの帽子ならすぐ買える。それで支障はなかったけど、今日はさすがに大谷君の敵に回るわけにもいかない。
帽子とプホルスのレプリカユニで、エンゼルスタイプで出陣。ホテルのロビーで早速エンゼルス姿のおじさんから、「Another Angels’ man」と。また駅へ向かう道ではすれ違ったおじさんがニヤッと笑いながら「Enemy!」。
こういうとき、気の利いたことを言う語彙もアイディアもなく、苦笑を返すのみ。何か言えたらなあ。
そういえばCSで、ベイスターズの格好してマツダスタジアムに向かった時も入場口たむろオジサンに何か言われたけど、ここ米国では圧倒的に頻度多い。楽しいけど。
ホテルの近く、パイオニアスクエア。
今日もセーフコ・フィールド。昨日と違って快晴。
2時間半前でもう待機列。
このあと一階の溜まり場のみ開場。
それでもステキなビュー。二時間前に客席開場となった。
右翼にイチローいた。
たいていの選手が引き上げた後、イチローだけ残って柔軟や軽いランニング、そして曲芸キャッチも含めたキャッチボールをしてくれる。どう考えてもファンサービスだろう。キャッチのたびに客席歓声。
奥が大谷選手。
先発投手は開始30分くらい前にフィールドでアップ。手前は今日のキャッチャーのリベラ。
何というか、気取らずに自然体でやってるなあ。
試合の結果はご存知の通り。相手は名投手のフェリックス・ヘルナンデスだけど、早々に失点。対して大谷はこちらでいうブレーキングボールでコンスタントに三振を取り、外野への飛球は手頃なフライばかり。
ただし、大差が開いたあとの7回に大谷も乱れ、ツーラン打たれる。この回は最初から体が重そうだった。交代になる前の球くらいに「おおたに、頑張れ!」って言ってみたけど、、、
その後エンゼルスも追加点を取り、マリナーズの追撃をしのいで試合終了。
ともあれ、よかった!
大谷選手。回の投球が終わると、その回に打球を処理した野手をベンチ前で待って寄っていきタッチを交わしていた。この人の態度すごいなあ。
今回の大リーグ旅行、大谷とイチローの話題で何しろ楽しませてもらった。二人とも天才なのだろうけど、技術で驚かせてくれる上に、その人間性を見せ、周りを巻き込み、夢中にさせてもっと見たく、感じたく、語りたくさせてしまうのだ。
一部だけだけど、そのドラマをちゃんと目撃した。よかった!
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明日ロサンゼルスに移動して、ドジャースの2試合で終了。終わる時が来たか、、、