米国野球大旅行

はじめての大リーグ観戦ツアー。強行中。

MLBチケット購入について

年賀状にアドレスを書いた勢いを借りて、久しぶりに記事。

第一日はこちら → https://yyokamoto.hatenablog.com/entry/2018/04/25/182547

 

今回の観戦旅行に関して一番聞かれたのが、「チケット取るの大変でしょう」。

これがそうでもなく、大リーグの公式サイトを開くとチケット購入への誘導するボタンがわかりやすく表示されていて、それをたどっていくと比較的シンプルな行程で購入できる。今回も大方この方法で購入できました。

キーポイントはクレジットカードとスマートホン。スマホでチケットを受け取ると楽ですが、スマホなしでネット購入し、自宅プリントアウトでも基本的には大丈夫だと思います。

 

実際にチケット購入を始めたのは2月下旬だったのですが、その時点でもまあまあ楽しめる席を購入することができました。ただシーズン終盤の試合の席も売りに出されているので、販売開始時期は今ひとつわかりません。

公式サイトの誘導通りに行くと、球団によって多少レイアウトや確認可能事項が異なるものの、購入可能な席のエリアが示され、場合によっては具体的な席の位置やそこからのビュー写真も示され、”continue”していくと、クレジットカード情報入力場面になります。

多分このあたりで“MLBサイトの会員になりますか”との選択肢が出て、メールアドレスとパスワードを設定して会員になり、クレジット情報を打ち込むことになると思います。一貫してゲストでも多分購入可能とは思うのですが、チケット受け取りなどのことを考えても会員になった方が手続きは楽だと思いです。

クレジットカード情報で住所、郵便番号、電話番号の入力を要求されます。チケット選択後には“あと何分以内に手続き完了しないとチケット確保権消滅”と表示され慌ててしまうので、どこかに個人情報入力セット英語版を下書きしておいて、それをペーストすると慌てないで済むでしょう。電話番号も81-(ゼロ抜かし)の形式で作っておくと楽だと思います。ZIP-CODE(郵便番号)要求については、アメリカ国外からの購入を選択して不要になる場合もあるのに、それでも5桁のCODEを請求される場合もあるようです。この場合、経験的には99999などのでっち上げの番号で抜け出すことができたのですが、これが正解かはわかりません。ただし、何か入れないとそこから先に進まないようです。住所、郵便番号の入力については、スマホはPCでチケット受け取りであれば結局のところ実際に使用はしないと思われるので、究極的には間違っていても実際上の問題にはならないようです。(ただしクレジットカードで金銭が動くわけですから、できれば正確な正直なデータ入力を務めるに越したことはないと思います)。

 

さて購入が終了すると、登録したアドレス宛にチケット代領収のメールが届きます。そこからチケット表示画面にリンクが貼られて、たどっていけばバーコード付きのチケットプリントアウト画面にたどり着けます。

一方、2018年現在では“Ballpark”アプリで電子チケットを表示するシステムが採用されています。このアプリを入手して、このアプリ内で購入した主催球団のチームごとに“アカウントをリンク”させると、このアプリ内の各球団のページのチケット表示欄にチケットの存在が表示されさらにクリックすると写真のようにチケットが表示されます。このまま、入場口で電子チェックしてもらい入場となります。

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概ね上記の流れなのですが。多少バリエーションがありました。いくつかの球団は“ticketmaster”という大手のチケット販売店経由での購入になります。手続きはticketmasterのアカウントを作らなければいけないくらいでほとんど変わらないのですが、有効チケットの表示時期がMLB直接に比べて遅れるようなので、少し焦りました。私の場合、確か試合の1ヶ月前にはMLB経由と同じく表示されるようになったのであまりきにすることはないと思いますが、念のためチケットをプリントアウトしていきました。

 

チケット購入についてはヤンキースアストロズについてはつまづきました。

アストロズからいうと、クレジットカードを受け付けてもらえませんでした。“この州のクレジットカードでないとダメ”というエラーになっていたように思います。別のカードでも試したのですが、アメリカで作成したカードはなく、また無理して作るまではないと思って断念しました。ちょっと引っかかりが残りました。

ヤンキースはあっさりしていて、MLBサイトでは“普通には売らない”とのこと。シーズンシート販売や、理解しにくいのですが“mastercard”なら抜け道があるとか表示されますが、よくわかりませんでした。その代わり、“Stubhub”という転売サイトと公式契約しているので、そちらから購入をとの案内が表示されました。

ちょっと驚きましたが、MLB中継で球場内の広告に時々見かけるように、Stubhubは公式の存在で、取引も明快なようです(Stubhub japanもありますが、正式には別窓口なのでUSAStubhubについてのクレーム等は受け付けません)。少し躊躇したものの結局はここから購入しました。

ただし問題がありました。Stubhubもアプリを通してチケットを表示する方式なのですが、そのアプリが日本では入手できないのです。また、有効チケットの提示は開催時間の48時間前なので、日本でプリントアウトして、という逃げも打てないということです。悩んだのですが、アメリカのappleIDを作り、それを通じてStubhubアプリを入手してチケット表示するという手段を講じ、無事入場できました。アメリカのappleIDを作る方法はネットでいくつか報告れていますが、最新のitunesではうまくいきません。たまたまWINDOWSに旧バージョンのitunesが残っていて、それを通じてIDを作ることができました。これについてはハードルがあると思います。(日本のStubhubに問い合わせると、アメリカに渡航すればアプリ入手できるとのことでしたが、日本のIDでは渡航後もアプリ入手できませんでした)。でも、後から思えば試合直前でもチケットは流通していて、レッドソックス戦など人気試合でなければ購入できそうなので、球場窓口で交渉することも可能ではないかと思います。ヤンキース主催試合については、今後の外国からでもより安心な入手方法が採用されることを祈ります。

 

2019年は日本でも大リーグ公式試合が行われるようですが、ローソンチケットなどで受付準備をしているようです。せっかく日本で観れるので、チケット争奪に乗り出そうと思っています。