米国野球大旅行

はじめての大リーグ観戦ツアー。強行中。

03/21/2019 OAK 4-5 SEA

 

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あんなものを見せられたら後悔などあろうはずがありません。

 

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f:id:yyokamoto:20190327153917j:image休日。当初は前日よりもどこか緩やかな集まり具合。

開場時間の16時30分が近づくと特殊な緊張感がドーム前広場を覆う。

前日イチローが交代したときのチームメイトとのハグが、

”最後”を予感させるよう。

 


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場内に入ると、マリナーズ練習中。

イチローは今日も右翼の方で、雰囲気はいつも通り。

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そのあとの打撃練習も普通か、力の抜けた感じ。

柵越えも前日よりは少なかったよう。

 


試合直前までキャッチボールをする菊池雄星

 


和太鼓演奏、薮/岩村/ケン・グリフィー・Jr(!)による始球式の後プレイボール。

 


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菊池雄星さんはマウンド上で結構堂々としている。

一番打者のゴロが一塁ベース手前に転がり、不自然な体勢でボールを取りに行って一塁に駆け込む。どこかひねったかと少し心配したけれど、その後も投球は安定。

この頃、”引退”の文字ではなかったと思うけど、イチローが試合後に何か会見するとのヘッドラインがネットで見られた。

 


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イチロー。チームはチャンスを作り点を取るも、打席で結果出ず。

イチローの打席が進むごとに観客席は総立ちになる。チャンスでもないのにイチローコール。だが打てず。

 


菊池はスイスイ打ち取っていたが、5回に急に打たれ始める。リードした状態、後一人で5回を投げきるところで交代。勝ち投手にはなれず。

同点で8回のイチローの第4打席。大歓声が起こるも平凡なショートゴロ、遊撃手がもたついて一塁への送球とイチローの駆け込みがギリギリだったが、判定アウト。冗談のように大きな嘆声。

 


次の守りにイチローが向かったのでまさかもう1打席あるかと思ってしまっが、やはり交代。右翼席に体を向け大きく両手を挙げた後、引き上げてくるイチロー。前日よりも長い、チームメイトとのハグ。長い長い中断。イチローが試合から去った。

 


試合はそのまま延長戦に突入。決着つくまで”無制限”に行うことがわざわざスクリーンに掲示された。ポロポロと席を立つ客が出てくるが、7-8割は残っている。

 


12回の表に点が入り、マリナーズ勝利で決着したのが23時すぎ。決勝のホームを踏んだディー・ゴードンがお立ち台に出てきて”涙の写真”で場内盛り上がる。

そしてアナウンスもなく、かといって照明も落ちないまま時間が過ぎる。コンサートの後のように手拍子とともにイチローコール。もう一目見たい、でも終電を気にするという客も多く結構切実な時間が流れる。他方、時間つぶしのウェーブも起こり始める。

そして23時25分くらいにイチロー登場。写真を撮る20人くらいの記者に囲まれて動きづらそうだったけれど、手を振りながら三塁側から時計回りに場内を一周。その間ずっと拍手。つい”イチロー!”と叫んだけれど、翌朝声が枯れていたから、思いのほか大声で、何度も叫んだのだろう。

f:id:yyokamoto:20190327154231j:imageイチローがベンチ脇から去り、ようやく客も出口に向かい始める。とんでもないものを大きな会場で目撃したという、集団的にふわふわした感じ。外に出ると何台ものテレビ中継車。

 


ホテルに帰って、何か報道があるだろうとテレビをつけると、調子よく話しているイチローさん。チャンネルをいじって流し続けているところに合わせる。通り一遍の感謝めいた言葉ではなく、やや哲学的な、野球について、一流運動選手であることについてのこの人を思わせる言葉が流れてくる。

 


この人の大リーグでの活躍を、本当に長らく注視していたなあ。時間が合ったこともあって、2001年の最初の試合から何百もの試合、何千もの打席を見続けてきた。ゴロをタイミングよくとったはずなのに、イチローが一塁を駆け抜けるのが早くて呆れた仕草をする内野手を何度も見た。スコーンと一直線に外野に飛び去る打球を何度も見た。嬉しそうでもなく、塁上で防具を外す姿を何度も見た。

あらゆる年代、内外問わずいろんな野球のプレイシーンが記憶に残っているけれど、この人の現役の姿を見るのに、ギリギリ間に合ってよかった。最後の試合を目撃できてよかった。

 


あー、イチローのいない時代になるのだなあ。f:id:yyokamoto:20190327154256j:image

 

03/20/2019 OAK 7 - 9 SEA

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イチローのヒットが見たくて。

 

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マリナーズが日本で開幕シリーズを行う。

本当にイチローが出る。

 

去年大リーグの大リーグ観戦で一番見たかったのはイチローのヒット。

イチローの突然の職種変更を聞いて仰天したけれど

ようやく、イチローの公式戦出場を見られる。

何しろ、ヒットが見たい。

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グッズ売り場は混雑の極み。

入場列も長いが、予定時間に入れる。

 

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客入れに合わせて時間調整したらしく、イチローはライトで捕球練習。

入れ替わって打撃練習。

ライトスタンドに何発か到達すると、場内の拍手喝采

 

山崎育三郎さんの独唱を含むセレモニー、佐々木主浩城島健司リッキー・ヘンダーソンの始球式後、プレイボール。

初回からホームランの出る、動きの多い展開。

 

イチローの打席だけ、球場内は異様なムード。スマホで動画を撮る人が多い一方、一球ごとに固唾を飲んで、結果に声を上げる。

一塁線への強いファールに歓声。

 

結果はご存知の通りで、プレイの結果としての見せ場はなし。

いろんな感情が巡るものの、何しろ二戦目には安打が欲しい。

 

3回の表後のインターバルで、帽子ゲームを外した子供が、イチローにヒットを願っていた。それをライトで聞いていたイチロー

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MLBチケット購入について

年賀状にアドレスを書いた勢いを借りて、久しぶりに記事。

第一日はこちら → https://yyokamoto.hatenablog.com/entry/2018/04/25/182547

 

今回の観戦旅行に関して一番聞かれたのが、「チケット取るの大変でしょう」。

これがそうでもなく、大リーグの公式サイトを開くとチケット購入への誘導するボタンがわかりやすく表示されていて、それをたどっていくと比較的シンプルな行程で購入できる。今回も大方この方法で購入できました。

キーポイントはクレジットカードとスマートホン。スマホでチケットを受け取ると楽ですが、スマホなしでネット購入し、自宅プリントアウトでも基本的には大丈夫だと思います。

 

実際にチケット購入を始めたのは2月下旬だったのですが、その時点でもまあまあ楽しめる席を購入することができました。ただシーズン終盤の試合の席も売りに出されているので、販売開始時期は今ひとつわかりません。

公式サイトの誘導通りに行くと、球団によって多少レイアウトや確認可能事項が異なるものの、購入可能な席のエリアが示され、場合によっては具体的な席の位置やそこからのビュー写真も示され、”continue”していくと、クレジットカード情報入力場面になります。

多分このあたりで“MLBサイトの会員になりますか”との選択肢が出て、メールアドレスとパスワードを設定して会員になり、クレジット情報を打ち込むことになると思います。一貫してゲストでも多分購入可能とは思うのですが、チケット受け取りなどのことを考えても会員になった方が手続きは楽だと思いです。

クレジットカード情報で住所、郵便番号、電話番号の入力を要求されます。チケット選択後には“あと何分以内に手続き完了しないとチケット確保権消滅”と表示され慌ててしまうので、どこかに個人情報入力セット英語版を下書きしておいて、それをペーストすると慌てないで済むでしょう。電話番号も81-(ゼロ抜かし)の形式で作っておくと楽だと思います。ZIP-CODE(郵便番号)要求については、アメリカ国外からの購入を選択して不要になる場合もあるのに、それでも5桁のCODEを請求される場合もあるようです。この場合、経験的には99999などのでっち上げの番号で抜け出すことができたのですが、これが正解かはわかりません。ただし、何か入れないとそこから先に進まないようです。住所、郵便番号の入力については、スマホはPCでチケット受け取りであれば結局のところ実際に使用はしないと思われるので、究極的には間違っていても実際上の問題にはならないようです。(ただしクレジットカードで金銭が動くわけですから、できれば正確な正直なデータ入力を務めるに越したことはないと思います)。

 

さて購入が終了すると、登録したアドレス宛にチケット代領収のメールが届きます。そこからチケット表示画面にリンクが貼られて、たどっていけばバーコード付きのチケットプリントアウト画面にたどり着けます。

一方、2018年現在では“Ballpark”アプリで電子チケットを表示するシステムが採用されています。このアプリを入手して、このアプリ内で購入した主催球団のチームごとに“アカウントをリンク”させると、このアプリ内の各球団のページのチケット表示欄にチケットの存在が表示されさらにクリックすると写真のようにチケットが表示されます。このまま、入場口で電子チェックしてもらい入場となります。

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概ね上記の流れなのですが。多少バリエーションがありました。いくつかの球団は“ticketmaster”という大手のチケット販売店経由での購入になります。手続きはticketmasterのアカウントを作らなければいけないくらいでほとんど変わらないのですが、有効チケットの表示時期がMLB直接に比べて遅れるようなので、少し焦りました。私の場合、確か試合の1ヶ月前にはMLB経由と同じく表示されるようになったのであまりきにすることはないと思いますが、念のためチケットをプリントアウトしていきました。

 

チケット購入についてはヤンキースアストロズについてはつまづきました。

アストロズからいうと、クレジットカードを受け付けてもらえませんでした。“この州のクレジットカードでないとダメ”というエラーになっていたように思います。別のカードでも試したのですが、アメリカで作成したカードはなく、また無理して作るまではないと思って断念しました。ちょっと引っかかりが残りました。

ヤンキースはあっさりしていて、MLBサイトでは“普通には売らない”とのこと。シーズンシート販売や、理解しにくいのですが“mastercard”なら抜け道があるとか表示されますが、よくわかりませんでした。その代わり、“Stubhub”という転売サイトと公式契約しているので、そちらから購入をとの案内が表示されました。

ちょっと驚きましたが、MLB中継で球場内の広告に時々見かけるように、Stubhubは公式の存在で、取引も明快なようです(Stubhub japanもありますが、正式には別窓口なのでUSAStubhubについてのクレーム等は受け付けません)。少し躊躇したものの結局はここから購入しました。

ただし問題がありました。Stubhubもアプリを通してチケットを表示する方式なのですが、そのアプリが日本では入手できないのです。また、有効チケットの提示は開催時間の48時間前なので、日本でプリントアウトして、という逃げも打てないということです。悩んだのですが、アメリカのappleIDを作り、それを通じてStubhubアプリを入手してチケット表示するという手段を講じ、無事入場できました。アメリカのappleIDを作る方法はネットでいくつか報告れていますが、最新のitunesではうまくいきません。たまたまWINDOWSに旧バージョンのitunesが残っていて、それを通じてIDを作ることができました。これについてはハードルがあると思います。(日本のStubhubに問い合わせると、アメリカに渡航すればアプリ入手できるとのことでしたが、日本のIDでは渡航後もアプリ入手できませんでした)。でも、後から思えば試合直前でもチケットは流通していて、レッドソックス戦など人気試合でなければ購入できそうなので、球場窓口で交渉することも可能ではないかと思います。ヤンキース主催試合については、今後の外国からでもより安心な入手方法が採用されることを祈ります。

 

2019年は日本でも大リーグ公式試合が行われるようですが、ローソンチケットなどで受付準備をしているようです。せっかく日本で観れるので、チケット争奪に乗り出そうと思っています。

保安検査的調教

f:id:yyokamoto:20180522090502j:image(ボストンの空港の保安検査の行列)

同時テロ以降、飛行機乗り込みやアメリカ入国時の手続きが面倒になったと聞いていたので心配だったけれど、結果としてはあまり理不尽な扱いを受けなかった。ただしある程度の事前手続きと、認識が必要と思う。

ポイントは事前のESTA手続きと、搭乗時の液体、電子機器、金属物。

ESTAについては、以前は機内で入国カードとしてバタバタ記入していたものを、事前にインターネットで済ませられるので、考えようによっては現場の手間省略になる。ただし14ドルと有料。ネットの手続きも両親の名前記入や、米国内の連絡先登録におやっと思うけれど、後者については初回は連絡先不明としてホテルがわかってから追加記入すれば良いようで、実際そうした。不明の時点でも承認はされるので、特に不安を感じることはなかった。

 


今回、米国内を転々と飛行機で移動したので、米国流の搭乗保安手続きにすっかり慣れてしまい、もはや調教されたかのごとく、検査場では反射的に靴を脱ぐようになってしまった。同一の航空会社のハブ空港を使うことが多かったので、様式も共通していたこともあったのかもしれない。

注意項目は液体で、透明なひとつの袋に機内に持ち込む液体ボトルを並べることになる。今回は歯磨き粉だけ提示する形になった。化粧品などを使う場合は提示セットみたいに要領よく整理しておいたほうが良いよう。

パソコン、タブレットスマートフォンも別トレイとして提示しなければならない。今回予備スマホももっていったので、検査時にはスマホ二台とiPadKindleを揃えて見せた。Kindleは提示不要かもしれないけれど、引っかかることはありうる。また搭乗券がiPhoneに入っているので要領よく、見せつつ、トレイ出しつつをしなければならない。

上着、靴、ベルトは空港によって違ったけれど取るように言われると思っていた方が良いよう。

爪切りは多分持ちこみ不可。飲みかけペットボトルもそうだけど、検査場で捨てることになるだろう。

こんな感じで、準備せずにiPadをカバンの底から取り出してなんてなると、結構バタつくことになる。だから保安検査前には早朝でも百人規模の列ができていてギョッとするけれど、それでもある程度慣れた人が多いのか、長い列も数十分でなんとかクリアされるよう。離陸時間が迫ると優先してくれる場合もあるので、多少混んでいても絶望する必要はないけれど、国内移動であっても、離陸一時間前には保安検査に並べる程度の時間計算をしていたほうがいいかも。

保安検査を抜け出たスペースでは取り散らかした荷物をかき集め、靴を履いてベルトを引き締め直したりしてなんだか銭湯の脱衣場の雰囲気で、こんなのもひっかかったよ、やれやれなんて、アメリカンジョークの温床になっていました。

 


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(ヤンキースタジアムの入場風景)

大リーグの球場内に入る時も思ったよりは厳しめの保安検査があり、パソコンやiPhoneを見せ、ペットボトルは捨てられ、カバンを開けて棒で突かれ、金属探知ゲートを通り抜けることになります。ヤンキースタジアムはとくに厳しく、パソコン、タブレットは球場内持ち込み不可だし、ショップに入るだけでも荷物検査がありました。また三年前のテロのせいか、ボストンのフェンウェイパークではバックパックがダメとの情報もありました。(実際には持ち込んでいたように思う)。私も、最初のゲームの頃はタブレットを持ち込んでいたのですが、面倒になったのとあまり使い道がなかったので、最後の方は体温調節用の上着、セーター程度しか持ち込まなくなりました。

 


歯磨き、爪切りには結構困りました。泊まったホテルには他のアメニティはあるのに日本のような歯磨きセットを置いているところは一つもなく、結局ドラッグストアで携帯用のを買って搭乗ごとに提示することになりました。また出発時に爪を切り忘れてしまい、これもドラッグストアで買って(2ドルくらい)、こちらはホテルに置いてきてしまいました。

 

f:id:yyokamoto:20180522090828j:image(シカゴのリグレーフィールド入場前)

 


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f:id:yyokamoto:20180522091102j:imagef:id:yyokamoto:20180522091447j:image
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本文と関係ありませんが、シアトルの風景と、シアトルのホテルで各自作らされたワッフル。食パン3-4枚くらいのボリューム。

スタバ巡礼

f:id:yyokamoto:20180515172049j:imagef:id:yyokamoto:20180515172105j:imageスターバックス一号店。

 

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MLBの話題とは離れてしまうのですが、今回の旅行で印象に残ったいくつかのこと。まずはスターバックスについて。

 

最初に降り立った都市はシカゴだったのですが、地下鉄で市街地の中心部に出ると、スターバックスだらけでした。二、三ブロック歩くとスターバックスがあるような感じ。こちらとしても迷惑ではなく、一休みするにも、サンドイッチ程度の昼食をとるにも便利だったのでちょくちょく入りました。旅行中10回以上利用したように思います。とりわけシカゴがスターバックス多発都市だった気がしますが、他の都市、特に空港に、振り向けばスターバックスという感じで店舗が多かったように思います。

 

最初にカフェモカを頼んだ時に「名前は?」と聞かれました。なぜ名前を聞くのかわからないまま、反射的にファーストネームで答えました。ラテアートみたいなサービスがあるのかと思いきや、なんのことはない、カップにマジックで名前を書き込んで、出来上がりを受け取る場所で名前で呼ばれるだけのことでした。全米を通じてこのシステムは行われているようでしたが、感心したのは、その後は姓を告げていたところちゃんと聞き取ってくれること。たまに「I like your name」などと小憎らしいことも挟んできます。

 

アナハイムにのエンゼルスタジアムの近くにも、ファーストフードコンプレックスの一角にスタバがあり、そこに入って(居座って)ブログの原稿を書いていました。サイクリストに話しかけられて、大谷の説明をしたりしたのですが、その店で写真のような「丸」が、テーブルに発見。iPhoneのユーザーならご存知と思いますが、これは充電サークルで、ここにiPhoneを置いておけば充電されるというわけです。またトイレのドアが暗証番号式になっていました。少し前にトイレ利用のみのような客を店員が警察に通報して、その事がネット炎上を引き起こした事件と関係あるのかも。

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シアトルで是非訪れてみたかったスターバックス一号店は、中心部から海沿いに寄った、市場の並びにありました。とても小さな構えの店で、観光客が写真を撮っていることで初めて気づきました。構えよりは中は広かったのですが、椅子はなくテイクアウトのみでした。最近日本でも特定の店舗でやっている、厳選豆の特別抽出サービス“リザーブ”を、他の店は三、四種の豆のところを少し種類多めなのがプレミアムなのかも。それを注文し、ネイティブのマネをしてシアトルの街路をコーヒー闊歩しました。f:id:yyokamoto:20180515175829j:imagef:id:yyokamoto:20180515175841j:image

 

リザーブサービスはシカゴのリグレーフィールドの前の店でもやってたし、どうやら日本より大きく展開しているようです。日本ではパフォーマンス風に入れてくれるのですが、あちらではあっさり渡しでした。ただし、あらゆる物価が高い中、このリザーブだけは日本より安かったのが印象に残りました。日本ではレジで軽く絶句するほどの値段ですが、、、。

 

次回、保安検査のことなど。

05/09 LAD 6 - 3 ARI

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今日も晴れすぎ。雲どした。

f:id:yyokamoto:20180510165026j:imagef:id:yyokamoto:20180510165033j:imageリトルトーキョー/YAKINIKU BENTO。

 

さて、ドジャースタジアムに限らないけれど、多くの球場で採用している全周コンコース方式はとても良い。f:id:yyokamoto:20180510165327j:imagef:id:yyokamoto:20180510165336j:imagef:id:yyokamoto:20180510165348j:image

各入場ゲートも繋がっていて、どこからでも入れる。f:id:yyokamoto:20180510165600j:imageいろんなコーナーがあったりして。

観戦にちょっと飽きたらお店巡り。日本のマツダスタジアムもこんな感じ。

 

今日もドジャースダイヤモンドバックス戦。一回にいきなりダイヤモンドバックスのアフメッド選手がinside-the-park home run:つまりランニングホームラン。こんなのテレビでも滅多に見ない。

ダイヤモンドバックスが押し気味だったけど、ドジャースが押し出しデッドボールや暴投で4-1のリード。せまられるもさらに突き放し、9回ジャンセンが抑えてドジャース勝利。この試合も4時間弱。

まあ、最後も締まった試合でよかった。

 

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思った以上にアメリカ国内移動の時差がきつく、睡眠不足を抱える毎日。それでもこんなに楽しい旅行、お宝目撃連続の日々も滅多にないと思います。チケット事前購入した14試合は開催され、全部観戦できました。

このブログを読んでいただいてたことも旅行を続ける励みとなりました。拙文を読んでいただきありがとうございました。

明日帰国。帰国して数日したら、旅行記録の整理の文章を上げたいと思います。

 

それでは

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05/08 LAD 5 - 8 ARI

f:id:yyokamoto:20180510005127j:image美しい球場。

 

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f:id:yyokamoto:20180510005347j:imagef:id:yyokamoto:20180510005403j:imageLA晴れすぎ。

 

最後に訪れるのはロサンゼルスのドジャースタジアム。ユニオン駅から近いというけど、f:id:yyokamoto:20180510005636j:imagef:id:yyokamoto:20180510005653j:image

メトロのチャイナタウン駅からゆるゆる昇って30分。体力余っている時以外は、駅からの専用バス:ドジャースエクスプレスが絶対良い。でも球場ツアー程度ではバスは出ません。ちなみに今回ツアー参加者は4人だけでした。

f:id:yyokamoto:20180510020043j:image最上階のショップ。ツアーに参加するためにはここまで自力で登る。

f:id:yyokamoto:20180510010437j:imageフィールドに降りたり。

f:id:yyokamoto:20180510010459j:image一塁側(ビジター)ベンチからの眺め。f:id:yyokamoto:20180510010643j:image本当にゴールド。

f:id:yyokamoto:20180510010651j:image野茂の写真小さい!f:id:yyokamoto:20180510010804j:imagef:id:yyokamoto:20180510010817j:imagef:id:yyokamoto:20180510010951j:image豪華スイート!ふかふかの椅子!でも食べものは大差ないような、、、

 

ドジャースタジアムは、フェンウェイパークリグレーフィールドに続いて現役3番目に古い球場。でも百年超えた前二者よりは半世紀も遅く、ようやく設置50年を超えたばかり。左右対称、パステルカラーに染めわけた座席の構成。ユニフォームとかもそうだけど、ドジャースデザインはシンプルでいいな。

 

f:id:yyokamoto:20180510012625j:image並んでいるのはヒスパニック系の人が多いよう。80年代にフェルナンド・バレンズエラという選手が活躍してから、地元のヒスパニックたちが駆けつけるようになったとのこと。f:id:yyokamoto:20180510013620j:image街が見える。

 

 

球場設置の際に原住民を追い出した黒歴史もあるという。それを扱ったというエルロイの小説を帰国便で読もう。

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今日は二階席だけどビューは良好。客も段々入る。f:id:yyokamoto:20180510020320j:imagef:id:yyokamoto:20180510013942j:image

 

ロサンゼルス・ドジャース対アリゾナ・ダイヤモンドバックスドジャースは五連覇中だが今季は負け越し。チームの顔カーショー投手も現在故障者リスト入り。ただ前カードでチームとしてノーヒッターリレーをやって意気上がるところ。一方のダイヤモンドバックスは投打うまく回って地区1位。

試合前のアメリカ国歌斉唱で大画面に一瞬だけ前田健太投手のアップあり。

 

この試合もダイヤモンドバックスが着々と点を重ね、ドジャースの先発ヒルは4回で降板した。そのまま行くかと思ったらドジャースも粘り、九回に代打ホームランで同点、延長に。

10回裏、ドジャース無死一、二塁の厳しい場面で元オリックスの平野投手登場。f:id:yyokamoto:20180510014835j:image一死満塁にまでなるも、連続三振でサヨナラのピンチを乗り切りました。

ここで11時となり、帰りの足を心配してリタイア。

バス内、スマホで速報を見ていたら前田健太投手が何と代打で出てバントを決めたとのこと。見たかったなあ。そのサヨナラチャンスは潰れ、次の回の表にダイヤモンドバックスのデスカルソが勝ち越しスリーランで試合を決めました。

球場の敷地に入ったのが十二時すぎくらいだから、今日は十時間以上球場にいたことになる。温度差大きく、灼熱から小寒い感じまで体験。天気予報では砂漠地方では40℃超えと。

f:id:yyokamoto:20180510015515j:image疲れて宿舎に帰るドジャース関係者、、、、ならぬただの客たち。